長崎の夏の風物詩
8月15日、精霊流しがありました。
精霊流しは長崎県内各地でお盆に行われる伝統行事です!!
故人の魂を、精霊船という船にのせてそのご家族などが「流し場」と呼ばれる場所まで運ぶというものです。
今回私はスタッフとして、「流し場」の解体作業のお手伝いとして働きに行きました
現場にはたくさんの精霊船が押し寄せ、多くの爆竹もなりとてもにぎやかでした
船にはさまざまな物があり、とても大きい船や馬車をかたどった船など様々です。
流し場では、その船たちを重機を使って壊します。
立派につくられ、苦労して運ばれてきた船が重機であっという間に壊されてしまうのは、すこし悲しい気持ちにもなりますね
実際に「流し場」で精霊船とそれを運ぶ方々を見ていると、親戚一同が故人の為に汗を流して船を運び、最後に涙を流す方も多く、家族の絆の深さや故人を想う気持ちを感じました
普段は感じませんが、やはり家族や親戚、友人なで「人とのつながり」というものはかけがえのないものですね
故人との別れと言うものはとても悲しく、つらい事です。
しかし、精霊流しを通じて、もういちど家族や親戚一同で故人のことを話したり、また故人の魂を乗せた船を運んだりすることは、そんな別れをすこし和らげてくれるのかもしれませんね
精霊流しは長崎ならではの素晴らしい行事ですね